元々、絵を生業(なりわい)にしている人ならばともかく、ごくごく普通の人ってのは、案外と人間の形をいい加減に捉えているし、マンガ的な絵に毒されている部分ってあると思う。
例えば、人間の耳を3次元的に思い出そうとしても大半の人って分からないんじゃないかしらん。
という訳でまずは資料を掻き集めるのだ!
それもあらゆるアングルから被写体が写っているものが好ましい。
少なくともアイドルの写真集を用意したくらいじゃ、資料不足は否めない!
筆者の場合は外国のマネキンの写真集であるとか、某漫画家御大が監修したポーズ集、子供向けの図鑑やらアイドルの写真集(結局、用意してるんじゃね〜か)なんてものを用意にした。
その他にもコスチュームの研究の為にファッション雑誌や、アイテム(バイクやギター)の制作用に商品カタログを集めたりするのも良いと思う。
作業に入ったら集中を要求されるので、途中で資料なんか買いに行くヒマは無い。
だから最初に用意できるだけ用意しておくのがベストだと思え!(ホントかよ)
とは言うものの、夜な夜なアイドルの写真集を眺めてニヤニヤしていても作業はちっとも進まない。
資料を見るのは程々にするのが良いだろう。
究極の資料といえば、ナマの人体かもしれない。それも自分が理想とする外見だったら言うことはない。
しかし、そういう状況が用意されても3Dどころではなくなるのは必至だから、これもヤメた方が無難である。
3Dキャラの制作は煩悩との戦いなのだ。
今回の格言
生身の人間をモデルにするのはヤメよう。
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